あと数カ月このまま行けば【大企業の倒産もあり得る 韓国】


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あと数カ月このまま行けば大企業の倒産もあり得る 韓国
あと数カ月このまま行けば大企業の倒産もあり得る 韓国
新型コロナウイルス問題が4−6月期中に収束しなければ、今年の経済成長率は0%台に落ち込む可能性があると韓国銀行が発表した。

だが、これも楽観的過ぎる。

韓国経済研究院では−2.3%という展望値を、野村證券・S&Pをはじめとする海外諸機関でも「マイナス成長」を既成事実として見ている。

韓国経済がマイナス成長を記録したのは、これまで1980年のオイルショックと1998年のアジア通貨危機の2回だけだ。

 韓国経済は、新型コロナウイルス問題発生前に既に危機にあった。昨年の成長率が世界金融危機以降10年ぶりの最低値となる2.0%に下がったのに続き、今年初めも生産・消費・投資がすべてマイナスを記録した。

内需が落ち込んで輸出も減少し、自営業の庶民経済は崩壊したし、各企業も痛手を負った。

昨年の韓国証券取引所上場企業の21%が営業利益で銀行利子も払えない限界企業に転落、全上場企業の不良在庫も1年で10%も増加し、過去最悪となった。

経済の主動力源である製造業が低迷し、工場の稼働率が世界金融危機以降で最も低い70%台に落ち込んだ。

一部の産業団地は稼働率が50%台に低下、事実上の開店休業状態になり、各産業団地で多くの工場が売りに出されている。

このすべてが新型コロナウイルス問題の前に起きたことだ。

あらゆる自らの首を絞めるような政策に100万人近くの自営業者が相次いで破産し、雇用がなくなる「雇用惨事」が起きたのも新型コロナウイルス問題前のことだ。



【日時】2020年04月10日 10:40
【ソース】朝鮮日報
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