大阪府立の聴覚支援学校の校長が、去年９月、大阪市内のホテルで１５歳の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、児童買春の疑いで警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、大阪府立生野聴覚支援学校の校長の杉田宏容疑者（５９）です。

兵庫県警察本部によりますと、杉田校長は去年９月、ＳＮＳを通じて知り合った１５歳の少女に現金１万円を手渡して、大阪市北区のホテルでわいせつな行為をしたとして児童買春の疑いが持たれています。

警察は、ＳＮＳでのやり取りを知った少女の関係者からの相談を受けて捜査していましたが、容疑が固まったことから、６日夜、杉田校長を逮捕しました。

調べに対して、杉田校長は「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

府立の聴覚支援学校の校長が逮捕されたことについて、大阪府教育委員会の酒井隆行教育長は、「誠に遺憾で、生徒のみなさんと保護者の方々に深くおわび申し上げる。今後、早急に事実関係を確認のうえ、厳正に対処するとともに、府立学校に対する信頼を回復できるよう、最大限に努力してまいりたい」

JR東海の元社員の男が、少女の服の中に手を入れたうえブラジャーを奪い取ったとして、愛知県警は強制わいせつと強盗の疑いで逮捕しました。

強制わいせつと強盗の疑いで逮捕されたのは、JR東海の元社員・中尾翔容疑者（３２）です。

発表によりますと中尾翔容疑者は今年６月深夜、名古屋市中村区の歩道橋で、歩いていた少女（１８）に背後から近寄り、胸を触ったうえ服の中に手を入れてブラジャーを奪った疑いが持たれています。

中尾翔容疑者は９月にも名古屋市中村区で別の女性の体を無理やり触り、今月強制わいせつの疑いで逮捕されていました。

警察での取り調べに対して中尾翔容疑者は「夜中に１人で歩いている少女をみつけムラムラして性欲を抑えきれなかった」などと供述し、容疑を認めています。

また、「他にも中村区内で、同様に少女を触る行為をした」などと話しました。

この事件に対してインターネット「ブラジャーハンターか」「一瞬でブラジャーを奪い去るとは常習犯だな」「変態が多いな」「下着奪って強盗は恥ずかしすぎる」などと様々な声が多数見られました。

愛知県警は強制わいせつと強盗の疑いとして、中尾翔容疑者から事情を聴くとともに、余罪などについても詳しく調べています。